釣り師ジュンチャンと世界を巡る 第32回はドイツ
ドイツといえば、ビール、ソーセージ、ライン川などを真っ先に思い出します。
ドイツはヨーロッパ中部に位置する国で、北はデンマークと、東はポーランド、チェコと、南はオーストリア、スイスと、西はフランス、ルクセンブルク、ベルギー、オランダと国境を接しています。
また北西部は北海に、北東部はバルト海に臨み、ヨーロッパ最大の人口と経済力を誇る国でもあります。
20世紀は戦争の世紀とも言われていますが、第一次世界大戦も第二次世界大戦もヨーロッパから戦争が勃発し、主戦場はヨーロッパとなりました。
ドイツはこの二つの戦いのいずれにおいても敗戦国となり、第二次大戦後は東西二つの国に分断されたのです。
ただ、ドイツはヨーロッパ史の中では常に、イギリスやフランスやイタリアと共に、いい意味でも悪い意味でも歴史の中心であり続けていた国です。
ドイツはゲルマン民族の国で、あらゆる分野に世界に通用する逸材を輩出してきました。
音楽の世界では、バッハ、ブラームス、 ベートーベン、メンデルスゾーン、シューマン、ワーグナーなど。
文学の世界では、ゲーテ、シラー、トーマス・マン、ヘッセ、リルケなど
哲学の世界では、カント、ショーペンハウアー、マルクス、ニーチェ、ハイデガーなど
マルクスで社会主義国家を成立させ、ヒトラーで世界大戦を勃発させました。
個人的には、近代史の主役はドイツ人のような気がしています。
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