横浜散歩 その５ 称名寺を後にする

　金沢八景のひとつ「称名の晩鐘」の鐘楼をしっかり見て、これから金堂を背にして、阿字ケ池の平橋と反橋を渡っていく。（よっしい）

　今歩いているのが平橋で、向こうに見えているのが反橋である。

　平橋を渡り切って、これから反橋に向かうところであるが、ここで一旦休憩して後ろを振り返った。

　今までいた金堂が真ん中に見え、右手前に鐘楼が見えている。

　金堂に手を合わせ、財布に溜まっていた小銭の塊りを賽銭箱に入れたので、その分体重が少し軽くなって歩きやすくなった気がした。

　右方を見れば、阿字ケ池越しに見事な３本の大イチョウが紅葉の季節に相応しい風景を造形している。

　反橋を渡り、仁王門をくぐり、赤門をくぐって、称名寺を後にした。

　１時間ほど称名寺にいて再び京急金沢文庫駅に戻ってきたが、これから京急に乗り換えて横浜駅に向かうことにする。

　JRはこんな具合で、ほぼ11時くらいの時間帯では、この路線はガラガラのようである。

　横浜駅で、ＪＲ京浜東北・根岸線 磯子行きに乗り換えて、目的地の駅である関内駅に向かうが、今の時間は11時48分である。