釣り師ジュンチャンと一緒に日本一周の旅に出よう 今日は島根県(^^)
島根県といえば、出雲大社、宍道湖などが有名ですが 、ここは釣り師にとっては興味深い県で、松江市には「怪談」の小泉八雲(ラフガデオ・ハーン)が住んでいて 、彼は松江の士族の娘と結婚していましたが、彼の書いた怪談は、今読んでもワクワクします。
食もスゴくて、宍道湖には7珍があります。
「スズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ、シラウオ、コイ、シジミ」、これが宍道湖7珍ですが、ちなみに、アマサギはワカサギのことです。
また、出雲大社は縁結びの神様で、神無月になると全国の神様がここへ集合、運命の赤い糸を結んだといわれています ^^) _旦~~
「古事記」の舞台となった出雲にまつわる神話も豊富です。
釣り師は釣りとは別の用事で、出雲の稲佐の浜に行ったことがありますが、ここは大国主命が天照大神に国を譲る神話の舞台になった場所です。
この国譲り神話は、実は実話ではなかったか、大国主の造った出雲国を大和朝廷の直接の祖である天照大神に譲るということは、実際は「大和国による出雲国の占領支配ではなかったか」という疑問は前からありました。
この疑問を解く絶好の資料が、井沢元彦氏の「教科書には載らない日本史」という日本史解説書でした。
井沢説によれば、国譲りの実態はこうなります。
日本にはネイティブ・ジャパニーズとして「縄文人」といわれる狩猟民族がいたが、そこに「弥生人」が、大陸から農耕技術を持って入ってきた。
弥生人の侵入は一度ではなく、二段階に分けて行われた。
まず、第一次弥生人は青銅器を持った人々で、日本海側を中心に日本列島に入植し、一つの文明を築いたが、これが「出雲族」である。
この出雲族の成功を見て、天皇家の祖と考えられる第二次弥生人が鉄器を持ってやって来た。
鉄器を持った弥生人「大和族」は、日本海地方を中心に広範に日本を支配していた「出雲族」を侵略して征服した。
神話では、「天照の国・大和」と「大国主の国・出雲」で戦争が起こって、敗れた大国主は千木が高天原に届くほど高い宮殿(出雲大社)を建てることを条件に、大和に降伏したという話になっています。
実際のところは誰にもわかりませんが、釣り師は井沢説で納得しています!(^^)!
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