続 思い出の中の川 第18回 天の川支流桂岡川 その1 旅館みうらで明日の釣行を考えながら夕食
今回から、「思い出の中の川」は「続 思い出の中の川」として、県外の釣行の思い出を記していくことにする。
まず、北海道の天の川支流桂岡川である。
松前藩屋敷の見学を終え、午後2時には今夜の宿である旅館みうらに入った。
部屋の窓からは松前の町並みの一部が見えるが、今日の午後は部屋で過ごしながら、明日の渓流釣りの準備と休養に充てた。
北海道での釣りは、平成21年の石狩川支流での渓流釣り、平成22年のサロベツ原野でのイトウ釣り、平成23年の道北猿払村でのイトウ釣りに続いて4度目になるが、渓流釣りについては平成21年に続いて二度目である。
部屋で寝転びながら、北海道で二度目の渓流釣りの計画を再チェックした。
この旅に入る前に、事前にネットで道南地方の渓流釣りの可能な川を事前に調べてみたが、ほとんどの大きな河川は国や北海道の水産資源保護の対象となっている河川で、簡単に言えば釣りのできない禁漁の河川である。
ここ松前町にも大鴨津川、小鴨津川、及部川など大きな河川は軒並み禁漁で、上ノ国町の石崎川も禁漁の川となっていた。
唯一残された渓流釣りのできる大河が上ノ国町の天の川で、明日はこの川で1日渓流釣りを楽しむ計画である。
あれこれ考えたり心配したりしているうちに夕食となった。
朝日ラガービールを飲みながら、生ウニ、きのこと豆腐の鍋、山菜料理、春巻き、蕎麦などが並んだ夕食を、旅館の食堂で美味しくいただいた。
夕食後は、旅館の前を歩いて松前街道沿いに広がる松前の海を眺めながらのんびりと散策した。
翌朝早朝5時頃にも松前街道を散策したが、霧の立ち込めた白神岬の方角の風景は、遠い異国の風景にも見えた。
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