続 思い出の中の川 第19回 天の川支流桂岡川 その2 桂岡川で渓流釣りに挑戦
散歩を終え出発の準備をした後、午前7時頃に朝食となった。
旅館みうらの朝食は、いかにも朝食らしい朝食で、オカズは全部食べきった。
松前町を午前7時半過ぎに出発した。
愛車レガシーに乗って松前街道を快調に北上、目指すは上ノ国町である。
北海道の川は熊が怖いので、渓流釣りは過去にしたことがない。
比較的平場で熊の危険もそうない(?)と思っているイトウ釣りにチャレンジしたことが2回程あるが、イトウはそんなに簡単に釣れるシロものではない。(まったく相手にされなかった。)
初めての渓流釣りにチャレンジする場所は、道南のこのあたり、具体的な名は天の川と言う。
1時間半程走ってようやく上ノ国町に入り、古館つり具店で餌のミミズを二箱買った。
タダだと言われたがそれでは申し訳ないので、400円のブドウ虫を併せて買った。
店の主人が出かけているということで、この店の奥さんから天の川の釣り情報を聞き出した。
そして天の川に午前9時頃に到着、しかしこの天の川本流では釣らない。
釣具屋の奥さんは、なかなか釣れない本流は避けて支流に入った方がいいと、天の川の支流の桂岡川を紹介してくれた。
この青矢印の川が桂岡川で、ここを目指し30分程車を走らせた。
初めて出会った桂岡川は細い渓流でしかも渇水状態、こんなところにヤマメやイワナがいるのか疑問だったが、とにかく熊が怖いので、人家もあるしここなら安心だろうということで、さっそく入渓した。
熊は怖いがヤマメやイワナは釣りたい、釣り師はどうにもならない生き物である。
まさかこんなところに熊はいないだろうと、ビクツキナガラ足を進めて行く。
同時に竿も出して進む。
小さいヤマメが、まず釣れた。
よく考えてみれば、この小さなヤマメが、北海道で初めて釣ったヤマメ。
口には出さず、心の中で小さくガッツポーズとなった。
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