2018年6月17日 「神の意に沿う6月」の釣り 大石川 その2 釣り場の「鮖谷」に到着

 ところで、この「金俣集落」だが、古くから砂金採取や金掘りに関係したとのことで、集落を流れる大石川支流の小川流域には金掘り跡が随所に見られ、実際に大石川や小川では砂金採取が昭和16年頃まで行われていたという。
 今はこの辺りにはそんな気配は微塵もない。
 「金俣集落」を流れる小川は、大石川の山女が本格的に連れ出す6月までの、格好の山女や岩魚の釣場である。
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コブシの花が満開の小川の入口の民家を抜けて、小川最初の堰堤までの間で、けっこうな数の岩魚や山女が釣れ、楽しい時間を過ごしたことを思い出した。
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ここが小川最初の堰堤で、ここから何匹もかなりのサイズの岩魚や山女をゲットした。
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 この堰堤を越えて小川の上流地域(金俣山と呼ばれていた)には、金山だった頃の夢の跡が眠っている。
 豊臣秀吉の時代には、ここも含めて新潟県北部の優良金山群は全国運上高の三分の一を占めたとされている。(伏見城蔵納目録)
 「金俣集落」近くの大石川を釣るのは来週として、今は今日の釣り場に急ぐ。
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 今日は、数年来大石川を釣るときの拠点にしている「鮖谷」が目的地である。
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 写真中央の大きな杉林が見えている辺りから釣り始めて、この鮖谷まで釣り下ってくる予定である。
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 時間は朝8時頃、釣場方向を眺めながら恒例のアウトドア朝食である。
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 朝食のメニューを紹介するが、「ハムカツサンド」と「サラダとチキンのサンド」、「たっぷり野菜のみそ汁」、そして仕上げはいつものUCCコーヒーである。
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朝食後のUCCコーヒーの味は今日も絶好調で、しかも冴えわたっている。
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 コーヒーを飲み終え釣り場方向を見ると、何やら宝の地図の在処でも示すかのような「怪しげな飛行機雲」が出ていた。
 果たして今日の釣行がどうなるかは、次回の話となる。

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