横浜散歩 その12 赤レンガ倉庫
赤レンガ倉庫へ向かうため、横断歩道を渡って左手に曲がった。
そしてこの広々とした道を進んで行く。
前に見える赤レンガ倉庫は、ここから見るとまるでお寺の金堂か本堂に見えるが、お寺の参道を歩いているような気持ちで、赤レンガ倉庫を目指して歩いて行く。
道の脇にはきれいに花壇が設置されていて、歩いているのが楽しくなる。
ちょっと横道に逸れて、花壇を前景に、遠方の赤レンガ倉庫を覗いてみた。
花壇の前に立つと、そこには赤レンガ倉庫を中心に、実に堂々とした風景が広がっている。
さらに前へ進むと、圧倒されるほどの赤レンガ倉庫が、眼前に広がっている。
赤レンガ広場がもう目の前に広がっているので、急いで横断歩道を渡っていく。
この広場に立つと、釣り師が20歳くらいの時に旅した、当時はソ連の国の首都だったモスクワのクレムリン広場を思い出すが、実際にも感じがすごく似ているような気がする。
日本の国の近代化の象徴の一つである赤レンガ倉庫は、日本の近代化の歴史の生き証人のようでもあり、立派な風景に少し胸が熱くなった。
避雷針の飾りも綺麗で、窓も凄く凝っていて、ヨーロッパ辺りの、例えばサンクトペテルブルグの街並みを見ているような気がした。
品のいい絵画を見ているようで、赤レンガ倉庫広場は楽しい思い出の場所となった。
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