2018年6月17日 「神の意に沿う6月」の釣り 大石川 その3 「零釣法」用の棹で入れ食い

 朝食会場の鮖谷から20分程歩いて、今日スタートとなる釣り場に到着した。


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 あの飛行機雲がまだ消えずに残っている中、黄〇印の目標地点を目指してかなりの背丈まで伸びている草原を黄線上に進んでいく。


 そして目標地点に到着、大石川を釣るためにあるような期待の棹「琥珀本流零」を取り出す。


 この棹は、超有名なプロ渓流釣り師である伊藤稔が「誰でも、簡単に、身近なフィールドで、ヤマメやアマゴ釣りが楽しめるように」と開発した「零釣法」用の「特別な棹」である。


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 写真の伊藤稔が持って釣りしている棹がそれで、1997年(平成9年)の4月26日に、新潟市の本間釣具店で買ったもので、ついでに買ったゼロ釣法のこのビデオボックスに、伊藤稔本人からサインしてもらった。


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 例の棹で、黄四角の中やこのあたりのポイントを、ほぼ黄線部分を流して山女を待った。


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 このポイントから、旨そうにミミズをくわえた山女が3匹出た。


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 50m程釣り下がったこの地点でも2匹出た。


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 もちろん、キャッチアンドリリースである。


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 更に100m程下ったこのポイントでも3匹出た。


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 更に50m程下がってこの地点で入れ食い状態となり、7匹釣った。


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 ゼロ釣法の棹はどんな小さな山女も掛かるが、そんなのは3割程度に留まり、ほぼ17~20センチサイズの山女達が掛かり、小さな山女でも大きくしなって取り込みが楽しくなる棹のおかげで、今日も面白い釣りができた。


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 ふと気が付くと、大石川の右岸を、「大石川マラソン大会」に参加のランナーが長い列を作って駆け抜けて行く。


 僕は入れ食いの釣りで気分が最高潮となり、マラソンランナーは快調に汗を流して絶景の大石河畔を駆け抜けて行く。


 双方とも、「申し訳ないが気分がいい1日」を思いっきり楽しんでいる。

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