津軽街道をゆく(2013年の旅) その6 十二湖「青池」への道その2
キョロロでアイスを買い、それを食べながら⑨鶏頭場の池の脇の道を進んだ。
青池はこの池の奥の、森の中にあった。
青池を見学するため、手すり付きの木製の遊歩道が設置されており、遊歩道をいくらも歩かないで、青池の看板が設置されている見学地点に到着した。
青池は十二湖の中でも最も奥にあり、そこは十二湖駅から5.3km離れた森の中。
青池と名付けられたのは、湖面に太陽の光が照らされるとコバルトブルーのように青く見られることからだという。
透きとおった群青色の水面をのぞかせている面積約975㎡、最大深度約9mほどの池だが、十二湖の湖沼群のなかでは特に大きい方ではない。
湖面をよく見ると、倒木や遊泳する小魚(鮒など)が透けて見え、「青インクを流し込んだような」と形容される青さの秘密は、現代科学でも解明することができていないとか。
2〜3分程この場にいて、夫婦連れと思われる見学者に一番いい見学場所を譲って、2番目の目的地を去った。
日本キャニオンを制覇、そして十二湖の「青池」も制覇した。
⑦落口の池までの帰路は、達成感とマイナスイオン効果で足取りは更に軽くなった。
800mの帰路を一気に歩き⑦落口の池駐車場に到着、この駐車場でコーヒータイムを楽しむことにした。
昨日、鳥海山の綺麗に見えるローソンで3つ入って113円のカップ付きUCCコーヒーを買ったが、その残りが2つ残っていたので、それを使ってガスコンロで湯を沸かした。
車やバイクでここまで来た十二湖見学者達は、駐車場でのんびりコーヒータイムを楽しんでいる僕のような旅人をどう見ていたか少しは気になったが、やはりこの時の僕の心境は早稲田の芸人小島よしおの「でもそんなの関係ねぇ!! はい!おっぱっぴー」というものだった。
申し訳ないが、とても気分が良かったのだ。
その気分に一点の曇があるとすれば、末丸旅館の親切なおじさんが十二湖案内パンフレットをくれた際に、「帰りにウチによってコーヒーでも飲んでいってクレ」と言っていたことを覚えていたからだ。
2杯もコーヒー飲んだら、気分が悪くなる!!
結局、おじさんの店で500円程の観光記念土産を買ってしまった。
親切にしてもらった代償としては適当な値段だったかな。
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