歴史・地理雑学 中国の地名の語源

漢字の表記通りの意味のもの


北京と南京=北の都と南の都


長安と西安=「西方を安んずる地」と「長に平安な地」


天津=「天子がいる帝都への渡し場」

     天津は北京の外港です。


香港=「香木の香りが漂う港」

    周辺の島で香木栽培が行われていて、香木の積出港があった。



満州語を語源として漢字をあてたもの


大連

 「河岸」の意のダーリン

 日本人がこの地を統治したさい、音訳して大連と命名。


哈爾浜

 「漁具を干すところ」の意のハルビン


吉林

 「川に沿う」の意のチーリン



モンゴル語を語源として漢字をあてたもの


呼和浩特(フホホト)

 「フフ(青い)ホト(城塞)」の意

 16世紀末にアルタイ汗が青いタイルで城塞を築いたのが始まり。


烏魯木斉(ウルムチ)

 「大きな狩猟場」の意



ウイグル語を語源として漢字をあてたもの


哈蜜(ハミ)

 「大きな門」の意



チベット語を語源として漢字をあてたもの



拉薩(ラサ)

 「聖なる地」の意

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