ジュンチャンと世界を巡る 第49回はイギリス
さて、ついにイギリス到着です。
イギリスといえば、バラの花咲くイングリッシュ・ガーデン、歴史と伝統を残したマナー・ハウス、そして優雅な午後の紅茶などが思い浮かびます。
またイギリスには、ロンドンという刺激的な大都市もあり、ショッピング、エンターテインメント、ビートルズなどあらゆる文化の最先端と伝統が混在し、カントリー・サイドとは一味違った魅力が凝縮されています。
イギリスの歴史ですが、15世紀から、ポルトガル、スペインを先頭にヨーロッパ各国の大航海時代は始まり、イギリスもその波に乗り遅れないようにアフリカやインドやアメリカに進出しました。
そして、世界で最も早く産業革命を起こし、資本主義による大量生産の時代に突入した、近代史の最先端を走り抜けた国です。
イギリスの言葉である英語は世界中にほぼ通用する国際語となり、イギリス人の紳士的な生活スタイルは世界中の人びとの憧れの的でもあります。
ただ、この国は清時代の中国で、議会の承認の元で、清にアヘンを売りつけ儲けるという、アクドイ商売を国策で行ないました。
中国人をアヘン患者にして金儲けするということは、そのあたりのヤクザのやっていることと変わりません。
最も、大航海時代以後の西欧諸国は同じようなことを、未開発の後進国で行なっており、イギリスは奴隷貿易の先頭に立っていた国でもあるのです。
良い意味でも悪い意味でも、先進国の「ずる賢さ」を歴史的にも現実にもその体質に持っている国なのです。
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