金沢紀行 その10 大野庄用水沿いと土塀のまちなみを歩く

武家屋敷跡野村家の見学を終え、再び長町武家屋敷の通りに出た。


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武家屋敷跡野村家の真ん前が大野庄用水に架かる一の橋となっている。

ところで、大野庄用水はいつどうやって開削されたかは明確ではないが、天正年間(157391年)に完成したと伝えられていて、金沢で最も古い用水となっている。

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金沢城の築城に大きな役割を果たした用水で、金沢城を作るための木材等(御荷)を宮腰港(今の金沢港)から木曳川で曳き上げ、御荷川と呼ばれた大野庄用水に入れて最後は木倉町で荷揚げをし、藩の材木蔵に貯えたということである。

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大野庄用水に沿って歩いているが、この橋の横に大野庄用水と書かれた立派な石碑が建っている。

大野庄用水は流れが速く、アユも棲んでいるという。

今日はまだ5月下旬なのに相当暑く感じるので、30度に近い気温を記録しているのではないか。

これから土塀のまちなみを散策する。

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武家屋敷跡を流れる大野庄用水は一の橋、二の橋、三の橋と続くが、土塀のまちなみは二の橋を入ったところから入る、図の中央部の赤い道である。

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こんな土塀の通りがずっと続いていき、ここには、記念館、和菓子屋、工芸品店が点在し、観光客に大人気のスポットである。

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たぶん昔の面影をそっくりそのまま残した、こんな石畳の立派な道が続いていく。

道の突き当りに、素敵なカフェがあった。

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雰囲気のある店で、ここでいっぷくしたかったがまだまだティータイムには早かったので通り過ぎた。

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そろそろ土塀のまちなみ散策を終えるが、この通りは記念館、和菓子屋、工芸品店が適度に点在し、外国人観光客に大人気だということで、ここを歩いている間に、そういう方たちと何回かすれ違った。

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