続オホーツク街道の旅(2012年に旅したオホーツク街道の続き) その4 プユニ岬とフレペの滝

夕陽台を見終えて、プユニ岬に向かった。





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 プユニ岬は夕陽台から距離にして3km、時間にして3分ほどである。




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 知床半島北岸のウトロ港から東3.5kmのオホーツク海に面する岬で、1964年に知床国立公園に指定され、2005年に世界遺産「知床」の構成遺産に登録された。




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 流氷の最初の接岸地、水平線に沈む夕陽の名所として知られ、当地からの眺望はもちろん知床八景の一つに数えられている。

プユニ岬から、次に岬から100mの距離にあるフレペの滝へ向かった。





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 フレペの滝は、知床半島プユニ岬東の断崖からオホーツク海に流れ落ちる滝で、落差60メートルの知床を代表する滝の一つである。




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 知床連山を源とする地下水の滝で、流入河川を持たないため水量が少なく、高さ約100メートルの断崖の割れ目から染み出した水が涙の雫のように斜面を流れ落ちる様子から「乙女の涙」という愛称で親しまれている。

ここももちろん、知床八景の一つに数えられている。


ここまで見てきたオロンコ岩、夕陽台、プユニ岬、フレペの滝は実際の旅では行ってない場所で、これから向かう知床五湖やカムイワッカの滝は、知床旅情が流行っていたカニ族全盛の頃の新潟大学2年時に、友人二人と三人組で「徒歩中心に二週間旅した北海道旅行」で行った場所である。





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 その前に、岩尾別ユースホステルのことを紹介する。

ここでの宿泊は、この悪名高い岩尾別ユースホステルだった。





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 宿泊客に強制的にミーティングに参加させ、いろいろくだらないことをさせるので、礼文島の

桃岩荘ユースホステル、えりも岬ユースホステルと並んで三大馬鹿ユースとして、北海道を旅する人間には有名だったユースホステルである。


 どんなことをさせられたか、もう今は記憶の隅にも残っていないが、ここを基地として知床五湖やカムイワッカの滝への旅は始まった。


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