開高健と生きる その17 ニジマスが海に

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ニジマスが海におりたのを”スチール・ヘッド”と呼ぶが、そのときは腹の虹のバンドが消えてただのマスとなり、海からふたたびあがってくると、虹がまたあらわれてくるのだ。どうしてか淡水は住人を華麗に仕立てるようである。

By 開高健


私は貧弱な真実より華麗な虚偽を愛する。

By 村上春樹


雨上がりの虹は、やがて消えてしまうが、ひとの心の虹は、なかなか消えないようである。

By ジュンチャン

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