野菜の女王はトマト、その世界地図
果物の王様がリンゴなら、野菜の女王はトマト、トマトは世界中で最も愛されている野菜。
トマトの故郷は、アンデス高地。
ここから下図のように、世界各地に伝播した。

16世紀にトマトがヨーロッパに伝わって以来、現在までに世界各地でさまざまな品種がつくられている。
トマトは栄養的にも実り豊かな野菜として広く料理に用いられ、世界でもっとも愛されている野菜。
フランスでは愛称は”愛のりんご”、イタリアでは”黄金のりんご”。
ここでも、くだものの王様に例えられている。

全世界で約12,501万トンを生産 (FAO「FAOSTAT」2005統計より)
2005年のデータをみると、世界中の生産量は12,501万トン。
もっとも多いのが中国の3,164万トンでついで米国が1,276万トン、3位は970万トンのトルコ。
それに比べて日本は76万トンと中国の41分の1にもならない。
FAO(国連食糧農業機関)の統計によると、2007年の世界の主な国々における国民一人当たりのトマトの年間消費量は以下のとおり(2010年6月現在)。
なお、日本の国民一人当たりの消費量は、同統計によると9.0kgとなっている。 |
この記事へのコメント