"オホーツク街道(2012年の旅)"の記事一覧

「オホーツク街道」の旅 その32 網走でオホーツク流氷館を見学

 ワッカ原生花園や常呂遺跡を見終わると、オホーツク街道の旅は終着駅の網走を残すのみとなる。 目的の旅はここで終わり、後の旅は付録となる。  網走にはアマチュアの考古学研究者米村喜男衛氏がその生涯を捧げたモヨロ貝塚とモヨロ貝塚館があるが、あいにくこの旅の間は貝塚の修復作業期間ということで、見学することが出来なかった。この旅最大の遺跡であり…
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「オホーツク街道」の旅 その31 常呂遺跡を訪ねる

 ワッカ原生花園の傍には、常呂遺跡がある。  オホーツク海をのぞむ海岸に沿って常呂川の河口からサロマ湖西岸へと続く幅約300メートル、長さ約2.7キロメートルの砂丘上に立地し、2,000基以上の竪穴住居跡および墳墓と推定される多数の小形の竪穴状遺構がある。  僕はワッカネイチャーセンターから目と鼻の先にある「ところ遺跡の森」を訪ねた…
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「オホーツク街道」の旅 その30 ワッカ原生花園にて

 6月29日(金)、今日最初の目的地はワッカ原生花園、オホーツク海とサロマ湖を隔てる砂州上に位置する。  まず、ワッカ原生花園を探勝するためのセンターハウスである、ワッカネイチャーセンターへ行った。  「ワッカ」とは、アイヌ語で「ワッカ・オ・イ(=水が・ある・ところ)」という意味で、砂州の中ほどに真水の湧く沼があったことに由来して…
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