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"旅の絵"の記事一覧
井原市田中美術館玄関には平櫛田中作の「五浦釣人」があります。
これは五浦(茨城県北茨城市)の海岸で、釣りにでかける岡倉天心を撮影した写真をもとに制作したものです。
天心は五浦で、日本画の下村観山・横山大観・菱田春草・木村武山などを指導する一方、思索にふけったり、暇をみては釣りを楽しんでいました。
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芸大一期生として新しい「日本画」というジャンルを拓いた大観の出世作。
当時は藝大にはまだ、西洋画は無かった。
無我とは悟りの境地。
彼はそれを無邪気な子供にたとえている。
「無我」とは仏教用語で「諸法無我」、大観はそれを幼児の天真爛漫の姿になぞらえた。
現代風に言うとポニーテールのようなくわい頭の童子が…