越前と若狭の旅 その4 三国湊の旧遊郭地帯を散策する 次にろ地点の地蔵堂である。 ここの地蔵は延命子安(安産と子授けのお地蔵さま)とのことである。 またこの傍の坂は地蔵坂と呼ばれ、この近くには三国湊の世に名高い遊郭があったという。 その地蔵坂を、これから下って行く。 ここは昭和を代表する詩人三好達治が愛したという、元料亭「たかだや」である。 三好達治も高見順と同じ… コメント:0 2024年11月02日 続きを読むread more
越前と若狭の旅 その3 三国湊散策は高見順の生家から 古来より三国湊は九頭竜川やその支流の足羽川などを使った水運による物流の拠点として発達し、戦国時代の武将朝倉義景が居城を構えた一乗谷朝倉氏遺跡内の庭園跡には、船によって運ばれてきた東尋坊周辺の岩が庭石として残っている。 また、朝倉氏の後福井を治めた柴田勝家も水運を重視し、足羽川近くに居城北の庄城を構え、荷揚げ用の港を設けていた。 江戸… コメント:0 2024年10月26日 続きを読むread more
越前と若狭の旅 その2 九頭竜川河口に到着 九頭竜川は福井県の面積の約70%にあたる2,930km²もの流域面積を持つ福井県一の大河にして福井県のシンボルとなっている川である。 岐阜県との県境にある油坂峠付近に源を発し、九頭竜ダムを経て大野盆地・勝山盆地を北西に進み、福井平野にて足羽川と日野川を合わせ、坂井市三国湊で日本海に注いでいる。 ここが三国湊の九頭竜川河口で、20… コメント:0 2024年10月19日 続きを読むread more