"読書日記"の記事一覧

僕のラブレター物語

 岩井俊二監督の映画に「ラブレター」という作品がある。確か中山美穂が一人二役で主演して、東南アジアでは冬のソナタ程度のブームを引き起こしたという話しを、何かの雑誌で読んだことがある。  山で死んだ恋人の過去を、偶然出した手紙によって少しずつ知っていく話しで、同姓同名の藤井樹(いつき)という名の男女の、中学の3年間を同じクラスで…
コメント:0

続きを読むread more

「冬のソナタ」以前、そして「冬のソナタ」以後

 いずれは隣国の韓国について、書かねばならない時期が来ると考えていた。それは、ここ数年の僕の韓国に対する興味や態度の急速な変容ぶりを書くことでもある。  韓国ミュージックの世界では、ソテジ以前、ソテジ以後という言葉があるという。  ソテジは1990年代に活躍し、熱狂的に韓国の若者(10代がほとんどである。)に支持された伝説のロッ…
コメント:0

続きを読むread more

開高健  オーパ!!

 憧れのアマゾンとアンデスだが、いろんな作家がアマゾンのことを書いている。  僕は、中でも開高健の「オーパ!」に魅かれる。  アマゾンの本拠地ブラジルでは、驚いた時や感嘆した時に「オーパ!」という。  この本は、そんな驚きの連続となる彼のブラジル釣行の記録である。  でも、この本にはちょっとしたほの酢…
コメント:0

続きを読むread more