"開高健と生きる"の記事一覧

開高健と生きる その21 敗戦はわが国にとって

敗戦はわが国にとって空前の体験であったが、いっさいの言論と表現の自由が許されたあとで“戦争”というものをふりかえってみればいかにそれが数知れぬ顔を持つ怪物であるかが、やっと、おぼろげながらも、知覚されたのだった。 By 開高健 言論の自由を守るには、法律だけでは不十分です。人々が処罰されることなく、自分の見解を述べるためには…
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開高健と生きる その20 ネズミ料理

東南アジアへ出かけていく折があれば必ず、ネズミ料理を食べることにしている。その肉はあっさりとして食用ガエルやトリ肉に似ているが、カエルのように水っぽくはなく、トリよりは野性味があり、もっとコクがあって精妙である。 By 開高健 カエルを二匹飲み込まねばいけないときは、大きい方から飲み込むこと。それと、あまり長いあいだ見つめな…
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開高健と生きる その19 釣りの話しをするときは

釣りの話しをするときは両手を縛っておけ。 By 開高健 恋人も作らずに女を知ろうなどというのは、ちょうど釣り人が糸を振り回しただけで魚を知った気になるようなものである。 By ジュール・ルナール 細かいことを気にすると、人生は浪費される。 たいていのことは、両手の指十本で足りる。 それで足りなきゃ両足の指がある。…
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