"「播磨と淡路のみち」(2018年の旅)"の記事一覧

「播磨と淡路のみち」 その43 松の島

話は変わるが、淡路島は昔慶野松原に代表されるような松が島のいたるところに生い茂る松の美しい島であった。    今は相当数の松がこのように松くい虫にやられて、往時の面影はこの島にはないという。このような状態は日本の松の運命とも言えるもので、松は本来痩せた土地を好んで成育する植物である。   人が頻繁に手を入れて、松の下の土の下…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「播磨と淡路のみち」 その42 慶野松原

 鳴門岬をあとにして、距離にして20km程離れた慶野松原に向かった。   午前10時40分頃、慶野松原に到着した。   慶野松原は古くは柿本人麻呂らにより「万葉集」に詠まれた風光明媚で知られた景勝地で、約5万本の淡路黒松が生い茂っていて、約2.5kmに渡って白い砂浜がのびる、瀬戸内海でも随一の白砂青松の地である。   司馬さんによ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「播磨と淡路のみち」 その41 鳴門岬にて

 淡路国分寺から、予定を変更して鳴門岬を目指した。  20kmにも満たない距離なのだが、道を行きすぎたり迷ったりしている間に時間が経って、鳴門岬到達まで40分近くかかってしまった。   鳴門岬は淡路島の西南端に突き出すように位置していて、鳴門海峡を見下ろす自然の展望台となっていて、ここに伍代夏子の「鳴門海峡」の歌碑が立っていた。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more