"石狩川への旅(2010年の旅)"の記事一覧

石狩川への旅 その12  月形町「樺戸集治監」にて

厚田村を出てからの行き先は月形町である。 それから新十津川町、更に深川市など、司馬遼太郎が「街道をゆく 北海道の諸道」で書いていた場所を回り、昼過ぎには旭川市に入る予定である。 北海道近代史の想像を絶する凄さとは、日本人が弥生時代(紀元前10世紀中頃から始まる)から始め、2千年もの時を使って拡大改良させて来た稲作技術を中心とする生活体系…
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石狩川への旅 その11  石狩市厚田にて

 河口到達の後、目標の地は厚田村(現石狩市厚田区)となる。 厚田村(現石狩市厚田区)は、大正末期の画壇で早熟の天才と言われた三岸好太郎の本籍地であり、その異父兄である子母沢寛の故郷でもある。 この作品は、三岸が札幌第一中学校(現・札幌南高校)を卒業し、画家を志して上京する直前の1921(大正10)年、17歳の時に描かれた自画像である。 …
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石狩川への旅 その10 石狩川河口到達!!

 北海道での1日目は小樽グリーンホテル別館で宿泊した。 もちろん、素泊まり3500円の料金に惹かれてのこと。 料金を考えなければ、運河前の絶好のロケーションに立っている洋風建築の美しい建物である「ホテルノルド」とか、小林多喜二が勤務していた旧北海道拓殖銀行小樽支店を利用しているビィブラントオタルホテルとか、はるかノスタルジーの綾瀬慎介が…
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