奈良散歩 その67 法隆寺大宝蔵院 Ⅱ ④の百済観音を見終え、東の宝蔵に入った。 東の宝蔵では、最初に⑤の伝橘夫人持仏及び厨子を見た。 橘夫人とは藤原不比等夫人で光明皇后の生母である県犬養宿禰三千代(あがたのいぬかいのすくねみちよ)のことで、厨子内の阿弥陀三尊像は同夫人の念持仏と伝えられている。 蓮池を表した銅造鍍金の代から螺旋状に立ち上がった三本の蓮茎の上に蓮華座が乗り、… トラックバック:0 コメント:0 2021年06月13日 奈良散歩 旅行 歴史 続きを読むread more
奈良散歩 その66 法隆寺大宝蔵院 大宝蔵院全体は西と東の2つの宝蔵、そして北側の部分にある百済観音堂で構成されていて、この大宝蔵院の展示は下図のようなロの字型となっている。 ここを入り口から西の宝蔵に入って行き、百済観音堂を見てから東の宝蔵に入り、出口までの間に展示されている仏像等を見て回った。 展示物等を幾つか紹介する。 まず⓵の位置に、白鳳時代の国宝の夢違観音があ… トラックバック:0 コメント:0 2021年06月09日 奈良散歩 旅行 歴史 続きを読むread more
奈良散歩 その65 法隆寺金堂 Ⅱ 次に「東の間本尊」の薬師如来像である。 法隆寺金堂内陣の「東の間」に安置されている薬師如来像(国宝)は、像高63.0cmの金銅製の坐像である。 この薬師如来像にも、光背裏面に銘文が刻されている。 本銘文は縦29.7cm余、横13.2cm余の範囲に、90字が5行で陰刻されていて、1行目から順に、16字・19字・18字・19字・18字ある… トラックバック:0 コメント:0 2021年06月05日 奈良散歩 旅行 歴史 続きを読むread more