砂鉄と銀と神話の道(2017年の旅) その53 石見銀山に入る 湯野津から石見銀山までは慌ただしい旅となった。 上の日程通り、温泉津から山陰本線で大田市駅まで、そこからはバスで石見銀山まで行った。 太田市駅前の、この石見銀山遺跡行きバス停でバスに乗った。バスは石見地方の田舎道を各バス停に留まりながら走って行くので、降車した大森代官所前バス停までは40分程かかった。 石見銀山の街に行くま… コメント:0 2023年09月13日 続きを読むread more
砂鉄と銀と神話の道(2017年の旅) その52 温泉津の高見屋 普段はビジネスホテルにほぼ泊まるが、今夜はこの旅で唯一の旅館宿泊である。 高見屋は温泉津駅近くの街の中にある仕出し屋も兼業する古い旅館である。どうやら今夜の宿泊客は僕一人のようで、旅館業も一人の客のために食事の準備などをするのは経費が嵩んで大変だろうなどと、いらないことをつい考えてしまった。 しかしたまには旅館の広い八畳間で… コメント:0 2023年09月06日 続きを読むread more
砂鉄と銀と神話の道(2017年の旅) その51 寺本ガイドとの別れ ここは元湯温泉である。 室町時代末期に毛利家から湯主に任じられて以来、ずっと温泉津の街でこの温泉を営んでいるという。「熱い湯」「ぬるい湯」「座り湯」の3つの浴槽があり、お湯は46~48℃という。 約1300年前に、湯に浸かって傷口を治しているタヌキを旅僧が見つけたのがはじまりと言われていて、その由縁で湯治の湯と書かれた下にタ… コメント:0 2023年08月30日 続きを読むread more