"阿武隈川とおくのほそ道の旅(2007年の旅)"の記事一覧

阿武隈川(2007年)とおくのほそ道の旅 その20 源義経最期の地「高館」を訪れる

芭蕉のおくのほそ道の旅の中でも最大のハイライトとなった平泉の旅の目的は、源義経最期の地「高館」を訪れることと、奥州平泉に花開いた黄金文化の結晶とも言える中尊寺を訪ねることだった。 芭蕉の足跡を辿りながら、まずは高館に向かう。 JR平泉駅を過ぎて線路に沿って盛岡方面へ車を走らせ、右手の田舎道に入るとすぐに義経終焉の地の高館である。 …
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阿武隈川(2007年)とおくのほそ道の旅 その19 あこがれの平泉へ

芭蕉に遅れること327年(326年かも)後の2016年2月、僕もようやく平泉の地に辿り着いた。 実は平泉には僕が20歳頃の大学3年の頃に、東北地方一周の旅で一度訪れている。 その頃のことなので、当時の記憶は全くなく、中尊寺の境内を歩いたという記憶さえ、頭の中からは全く消え失せている。 あの時の旅だが、ともかく東北地方の…
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阿武隈川(2007年)とおくのほそ道の旅 その18  石巻にて

黄線部の「平泉までの奥のほそ道の旅」も松島までを終了し、残る道中は石巻、登米そして最終目的地の平泉となる。 芭蕉のおくのほそ道の旅では、松島〜平泉の区間は石の巻(現石巻)の章しか記載されていない。 この区間の原文を紹介する。 十二日、平和泉と心ざし、あねはの松・緒だえの橋など聞伝て、人跡稀に雉兎蒭蕘(ちとすうじょう)の…
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