"阿武隈川とおくのほそ道の旅(2007年の旅)"の記事一覧

阿武隈川(2007年)とおくのほそ道の旅 その6 伊達正宗の正体 岩出山城時代まで

ここから伊達正宗の正体を探ってゆく。 17代政宗に至って、伊達氏の興隆は完成期を迎えることになる。 9代にあやかって名乗った政宗は天正12年(1584年)、18才で父・輝宗から伊達家を継いで17代当主となった。 翌年天正13年に畠山義継によって輝宗が殺されると、政宗は畠山氏の二本松城を攻め、畠山氏を支援する反伊達連合の佐竹、蘆名、…
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阿武隈川(2007年)とおくのほそ道の旅 その5 伊達氏の正体を探る

これから伊達正宗の築いた仙台へ行くが、その前に伊達氏の正体を調べてみる。 伊達氏は、鎌倉時代から江戸時代まで東北地方南部を本拠とした一族で、藤原北家山蔭流と称し、伊予国・但馬国・駿河国などに庶流家がある。 伊達氏の祖は、1189年に源頼朝が奥州藤原氏追討軍を興したいわゆる文治奥州の役に従軍し、この役最大の激戦のあった伊達郡阿津賀志山…
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阿武隈川(2007年)とおくのほそ道の旅 その4 伊達正宗の貞山堀を見る

ここから「芭蕉のおくのほそ道」などを辿る旅に出る。 まず、「芭蕉のおくのほそ道」に沿って黄色の実践部分を旅するが、仙台や松島や石巻などを通り、最終目的地は平泉の中尊寺となる。 初めに貞山堀を見てから仙台に向かう。 貞山堀は伊達政宗が仙台開府のときに、仙台米などの物資を水上輸送するために掘った運河で、当初は内…
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