"零下10度の世界への旅(2010年の旅) 中国編"の記事一覧

零下10度の世界への旅 中国編16 故宮探訪その4 楽寿堂へ

 珍宝館を出て、養性殿、楽寿堂、頣和軒と見て回る。  この3棟の中では、楽寿堂が充実していた。  (既に見て回った頣和園にも西太后の日常の住まいとして楽寿堂が建設されていた。)  楽寿堂は1776年に乾隆帝が建設したが、後には西太后が60歳を過ぎてから居住した。  楽寿堂の中には、自らも書家が出来るほどの腕前である乾隆帝の数々…
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零下10度の世界への旅 中国編15 故宮探訪その3(珍宝館にて)

 紫禁城は明(漢民族)の三代皇帝である永楽帝が建造し明から清(女真族)に受け継がれた皇帝の居城。 この女真族は、もともと中国東北部と朝鮮半島の北部が元居住地。 ツングース系{歴史では女真(金、清)、扶余、高句麗、渤海などの国を造り、狩猟・漁労、牧畜などを生業としていた。現在は、満州族、シボ族、オロチョン族、エベンキ族、ナナイ族【黒澤明監…
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零下10度の世界への旅 中国編14 故宮探訪その2(珍宝館への道)

 神武門から入ったツアー客一行は、まず、珍妃井戸を見た。 それから両側の高い赤褐色の壁を見上げながら急ぎ足で、錫慶門から九龍壁と見て回った。  一行は寧寿宮区に向かう。 ここには、清の乾隆帝が隠居所として準備して建造した建物群が並んでいる。 まずは、寧寿門へ向かった。  北京市はこの正月に40年ぶりの大雪となり…
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