「街道をゆく」で出会った「日本を代表する人物」 その38 秋田県散歩 菅江真澄の下北・津軽・羽後の旅 寛政4年(1792年)4月、真澄は北海道をあとにし下北半島に渡る。奥戸(大間町)に上陸した真澄はこれより数年間、下北の暮らしぶりや文化について記録し、「おくのてぶり」をはじめとする六冊の日記にまとめた。この時期の真澄の旅にはひとつの特徴があり、先を急ぐ旅というよりは田名部を拠点として下北という一定の地域の中をめぐる旅となる。 … コメント:0 2025年04月03日 続きを読むread more
「街道をゆく」で出会った「日本を代表する人物」 その37 秋田県散歩 菅江真澄の出羽・陸奥と蝦夷地の旅 信濃路から越後路を通り、1784年(天明4年)9月末、真澄は鳥海山麓の三崎坂(山形県遊佐町と秋田県象潟町の境の三崎峠)を下って、秋田県に初めて足跡を印した。 ここから、二 出羽・陸奥の旅(秋田、青森、岩手、宮城)の始まりである。 ところで菅江真澄が歩いた、二 出羽・陸奥の旅、三 蝦夷地の旅、四下北・津軽の旅は、僕が旅した2015年の… コメント:0 2025年03月27日 続きを読むread more
「街道をゆく」で出会った「日本を代表する人物」 その36 秋田県散歩 菅江真澄の「信濃の旅」 菅江真澄は17年ほどを諸国遊覧の旅についやした。 この旅は大きく分類すると、一 信濃の旅、二 出羽・陸奥の旅、三 蝦夷地の旅、四下北・津軽の旅となる。 この17年の旅の後、28年間もの間は秋田藩内を巡り、日記だけでなく地誌や随筆などに力をそそいだ。 菅江真澄は宝暦4年(175… コメント:0 2025年03月20日 続きを読むread more